糖尿病ってどんな病気だと思いますか?って聞くと
こういった色々な返答をいただきます。
では、少しずつ解説していきますね。
糖尿病の人数
日本において糖尿病患者は増加する一方です。現在患者数は約740万人になりました。
糖尿病予備軍と合わせるとおよそ1400万人
これは日本人の8人に1人が糖尿病もしくは予備軍ということです。
世界の糖尿病患者数は1985年の3,000万人から2000年には1億7,100万人に増加しました。
恐ろしい人数がいるので、いつ誰がなってもおかしくないし
医療スタッフであれば、自分が将来担当する可能性は非常に高いです。
糖尿病の語源
糖尿病は、Diabetes Mellitus:糖尿病(ラテン語)と書きます。
それが、DM(ディーエム)と省略することがあります。
Diabetes 尿が絶え間なくでる
Mellitus はちみつのように甘い
はちみつのように甘い尿が、絶え間なく出続けてしまい
水をどんどん飲んでももっともっと尿が出て
最後にはやせ細って死んでしまう病気でした。
昔は、1922年にインスリンが発見され、病気は劇的に変わりました。
この、インスリンは血糖を下げるホルモンです。
これが、なぜ、闘病病になると血糖を低く保てなくなるのかというと、
・効果が効きにくくなるタイプ(インスリン抵抗性)
・インスリンの分泌があまり出ない(インスリン分泌低下)
太っていたり脂肪が多いと、同じ量のインスリンを打っても同じように下がらないのです。
この、
インスリンの分泌ーインスリンの効きが少なくなってしまった
これが糖尿病です。