扁桃炎といわれたら、まず確実にすることは、
『出されたお薬を、治ったあとも最後まで飲みきる』
これを徹底しましょう。
扁桃炎で一番気をつけるべきことは、
感染が治ったあとに起こる、合併症を知っておくことなんですね。
このあたりは細かいし難しいこともありますので、
とりあえず抗生物質(バイキンをやっつける薬)が処方されたら、必ず飲みきりましょう!
それだけでよいので、覚えておきましょう。
もう少し細かく知りたい方向け
何でかというと、扁桃炎の後に、いろいろ合併症が起きることがあるんですね。
腎炎
リウマチ熱
聞きなれない言葉ですね。
けど、説明は長くなるので、そういう名前の病気があるんだなぁ、くらいで良いですよ^^
こういう名前の合併症があります。
このうち、抗生物質をしっかりとした期間飲み続けることで、
リウマチ熱という病気が予防できます。
ただ、全員が抗生物質を飲まなくてもよいのです。
どんな人が抗生物質を飲む必要があるのか、
あなたがどうなのかチェックしてみましょう。
ちょっと細かいので、普段から覚えている必要はないですが、
http://www.kameda.com/medi_personnel/infectious_disease/
にあるように、
薬を飲んだほうが良いかもしれない人は
・38度以上熱があって、
・咳がなくて、
・首のリンパ節が痛くて、
・扁桃が腫れあがったり、膿があったりする
これらの数が多いほど、抗生物質が必要な扁桃炎の可能性が高くなります。
これらがなければ、お薬のいらない(自然治癒だけでよい)扁桃炎の可能性が高くなります。
あなたの症状と比較して、該当が多ければ扁桃炎のさらに詳しい
検査をしたほうが良いかも、ということですね^^
腎炎っていう腎臓の合併症は予防できないので、体がむくんだり、体重が増えてきたら、
すぐに内科を受診しましょう!