Q:夜になっても中々眠れないです。
日中うとうとしてしまって、ダルさが溜まるような気がします。
A:
これは、外来の患者さんでも結構相談される内容です。
よく、『気にすることは寝れるはず』『あんまり考えすぎないで』と
言ってしまう人もいますが、寝れなくて困ってるから相談してきてくれるので
しっかりと対処が必要ですよね^^;
薬を使ったりする前に、まず試してみてほしい5か条がありますので
最低限、これをやってみてもらうのを試してみたいです。
質問者さんも、試せるものがないか、見てみてください!
①カフェインや刺激物をとっていませんか?
カフェインには、医学的にも覚醒作用があり、
カフェインをやめるだけでも睡眠の質が向上するケースも多いです。
意外と過小評価される風潮ですが、実はカフェインをやめるだけでも
しっかりと眠れるようになる方が多いのです。
カフェインは、コーヒーだけではありません。
お茶や、紅茶、ココア、コーラなどにも含まれており
夜にココアを飲んで、知らないうちにカフェインを摂取している
ということがあります。
カフェインは、薬理作用的に摂取30分~40分ほどで覚醒作用が出現し
つまり、飲んでから30~40分後くらいから眠れなくなる効果が出てきて
その眠れない効果は3.4時間持続するので、
就寝前4時間程度は、これらの食品を取らないようにしましょう。
また、香辛料も同様の効果がありますので、控えてみましょう。
香辛料よりも、カフェインの方が効果は強いんですけどね。
あと、たばこのニコチンも、同様に覚醒作用があるといわれています。
そういったものを、避けるようにしましょう^^。
眠れない時に、まず試してみてほしい5か条
①カフェインや刺激物をとっていませんか?